マックポテトにカビ生えない、に見る思考能力の低下について

最近、ネットで見かける記事を無条件に信じる人が増えているような気がします

そう思うきっかけはたくさんあって、まさに枚挙に暇はないんですが、一つ上げると

マクドとKFCのポテトを3年間放置したら、マクドの方だけ腐らなかった

 です

これ、私のFacebookのウオールにも、友達の友達が投稿して、シェアされて

「そうだったんですか!食品添加物怖いですね!」

とかそういった類のコメントがたくさん流れてきました

いや、信じられない

で、それは誤解だとコメントしても私のいうことを聞いてくれる人はいませんでした

はっきり言いますよ、どんな食品にも条件が揃えばカビ生えますから!

それ以前に食品添加物でカビが生えなくなるなら、ジョンソン株式会社にその合成物質を教えてあげてください!

キビキラーでも、カビにカビキラーかけてカビが消えても時間が経つとその薬剤成分の上からカビが生えてきますよね、食品添加物でふせげるなら苦労はしない

ちょっと自分の頭で考えればすぐわかるはずなのに、キャッチーな書き方や時流に乗った文章は、いとも簡単に信じられて拡散していきます

最近の傾向です、ホントにたくさんあります

 ではその理由を考えてみます

第一の理由は安易な売名行為

今、ネットの情報は反乱しています

そして、ネットを利用したいと考える人達はなんとか記事を目だ出せようとしています

ステーキハウスけんみたいに、わざとブログを炎上させる強者もいるぐらいです

何でもありです

冒頭のマックポテトの件も、食品業界の人ではなく写真家の人らしいです

おそらくではありますが、何らかの売名行為の可能性の方が高いですね

はっきり言って嘘の記事でも、うければいい、ということです

そう考えている人はたくさんいます、またそう考えていなくても記事を載せるのに責任はありません、企業の名前で発表する記事は企業イメージを損ねるので裏付けを採ります

でも、個人の記事は裏付け取らない場合は多いのです

もう一つの理由、それは情報の多さ

そう、今ネットでは情報が反乱しています

単純な話です

情報を整理するのに、一つ一つの裏付けを調べている暇はありません、非効率的です

更に悪いことに、今はその情報の確からしさを確認するにもネットが使われています

情報が多いと、本当のことを真摯に伝えているサイトが、キャッチーで売名しているサイトに埋もれる可能性があるのです

更に、Googleも悪影響を与えている?

これに加え、実はGoogleも悪い影響を与えているのかもしれません

Googleは、ユーザーのことを最優先に考えています

ユーザーが何を求めているかを常に理解しようとし、その情報に最短でたどり着けるように日夜研究し、進化し続けています

そう、便利になりすぎているのです

AppleのSiriを考えてみるとわかりやすいかもしれません

短い言葉をかければそれに対する答えをその人、それぞれにあわせて即時に回答する

使う人は頭を使わなくていい

多分、これが究極だと考えているフシがあります

そう、機械が思考能力を奪っているのです

これは幸せなことでしょうか?

人間が物事を理解するには時間がかかります

高速道路を走っているときは、周りの景色は飛ぶように移り変わり人間の頭では理解できません

身の丈にあわせてゆっくり街並みを楽しむゆとりが、今の人には必要なのではないでしょうか?

情報の速度が早すぎる

自分で速度を落とす自分なりの方法を持っていたいものだと、そう思います

 

 

 

« なぜ日産は会議の議事録をつくらないのか、…この歳になって思う事 »
2012/08/04